主よ、われわれに臨んだ事を 覚えてください。 われわれのはずかしめを顧みてください。
主よ、わたしはあなたのことを聞きました。 主よ、わたしはあなたのみわざを見て恐れます。 この年のうちにこれを新たにし、 この年のうちにこれを知らせてください。 怒る時にもあわれみを思いおこしてください。
主よ、あなたはわたしに対する彼らのそしりと、 陰謀とを、ことごとく聞かれました。
どうか、わが悩みと苦しみ、 にがよもぎと胆汁とを心に留めてください。
すべて道行く人は、あなたにむかって手を打ち、 エルサレムの娘にむかって、あざ笑い、 かつ頭を振って言う、 「麗しさのきわみ、全地の喜びと となえられた町はこれなのか」と。
主よ、あなたは知っておられます。 わたしを覚え、わたしを顧みてください。 わたしを迫害する者に、あだを返し、 あなたの寛容によって、 わたしを取り去らないでください。 わたしがあなたのために、 はずかしめを受けるのを知ってください。
主よ、われらの隣り人があなたをそしったそしりを 七倍にして彼らのふところに報い返してください。
われらは隣り人にそしられ、 まわりの人々に侮られ、あざけられる者となりました。
「われわれの神よ、聞いてください。われわれは侮られています。彼らのはずかしめを彼らのこうべに返し、彼らを捕囚の地でぶんどり物にしてください。
そして言った、「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」。
主よ、みそなわして、顧みてください。 あなたはだれにむかって このように行われたのですか。 女は自分の産んだ子、 その大事に育てた幼な子を食べるでしょうか。 祭司と預言者が主の聖所で殺されていいでしょうか。
主よ、顧みてください、 わたしは悩み、わがはらわたはわきかえり、 わが心臓はわたしの内に転倒しています。 わたしは、はなはだしくそむいたからです。 外にはつるぎがあって、わが子を奪い、 家の内には死のようなものがある。
どうぞ覚えてください、 あなたは土くれをもってわたしを作られた事を。 ところが、わたしをちりに返そうとされるのか。
記憶せよ、わたしの命は息にすぎないことを。 わたしの目は再び幸を見ることがない。
どうぞ、あなたのしもべモーセに命じられた言葉を、思い起してください。すなわちあなたは言われました、『もしあなたがたが罪を犯すならば、わたしはあなたがたを、もろもろの民の間に散らす。
彼らはわたしに言った、「かの州で捕囚を免れて生き残った者は大いなる悩みと、はずかしめのうちにあり、エルサレムの城壁はくずされ、その門は火で焼かれたままであります」と。
わが悩みを見て、わたしをお救いください。 わたしはあなたのおきてを忘れないからです。
エルサレムよ、 わたしはあなたの城壁の上に見張人をおいて、 昼も夜もたえず、もだすことのないようにしよう。 主に思い出されることを求める者よ、 みずから休んではならない。
主が天から見おろして、 顧みられる時にまで及ぶでしょう。
主よ、敵はあなたをあざけり、 愚かな民はあなたのみ名をののしります。 この事を思い出してください。
『われわれはののしりを聞いたので、恥じている。 異邦人が主の宮の聖所にはいったので、 恥がわれわれの顔をおおった』。
その汚れはその衣のすそにあり、 これはその終りを思わなかった。 それゆえ、これは驚くばかりに落ちぶれ、 これを慰める者はひとりもない。 「主よ、わが悩みを顧みてください、 敵は勝ち誇っていますから」。
その民はみな嘆いて食物を求め、 その命をささえるために、財宝を食物にかえた。 「主よ、みそなわして、 わたしの卑しめられるのを顧みてください」。